■ ID | 536 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 炭化水素類の地点別時間帯別の挙動と光化学オキシダントとの関係 |
■ 著者 | 竹内庸夫
埼玉県環境科学国際センター 唐牛聖文 埼玉県環境科学国際センター 石鍋恵子 埼玉県環境部青空再生課 前原良子 埼玉県環境部青空再生課 竹川暢之 東京大学先端科学技術研究センター 近藤豊 東京大学先端科学技術研究センター 坂本和彦 埼玉大学大学院 |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第47回大気環境学会年会、平成18年9月20日 |
■ 抄録・要旨 | 光化学オキシダント(Ox)や浮遊粒子状物質(SPM)の原因物質である炭化水素類に関する大気中挙動についてはまだ十分把握されているとはいえない。そこで、夏季のOx高濃度時における主な炭化水素類の地点別時間帯別の濃度状況を把握することを目的として調査した。騎西、戸田、東京都目黒において、2005年7月21日、7月29日、8月4日の3日間で、それぞれ6時から翌日6時までを6時間帯に分けて試料採取を行い、約100物質を対象として分析した。
Ox生成への寄与はオレフィン類、芳香族、アルデヒド類が大きく、SPM生成への寄与は芳香族が極めて大きいと考えられた。Ox濃度が上昇した7月29日については、ほとんどの地点で朝方より日中に多くの成分の濃度が上昇し、特にオレフィン類の濃度上昇が大きかった。日中の戸田と目黒のオレフィン類等の濃度変化が県北部における15時前後のOx濃度の上昇に影響していることが示唆される。また、アルデヒド類はいずれの調査日にも日中に濃度が上昇し、これはOx濃度の経時変化に類似していた。 |
■ キーワード | 炭化水素、揮発性有機化合物、オキシダント、時間帯、光化学 |
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